クリニック 名古屋ちくさヒルズ

2025/07/14

夏に気をつけたい!熱中症の症状と予防法

夏の炎天下で帽子をかぶる人のイメージ

暑い夏、特に近年の猛暑では熱中症が大きな健康リスクとなっています。この記事では、熱中症の基礎知識から予防法、そして緊急時の対処法までをまとめました。しっかり学んで、安心・安全に夏を過ごしましょう。

熱中症の症状

熱中症は体温の調整がうまく働かなくなることで起こる症状です。重症度に応じて以下のような症状があります。

  • 軽症:めまい、立ちくらみ、筋肉のけいれん、大量の発汗
  • 中等症:頭痛、吐き気、体のだるさ、集中力の低下
  • 重症:意識障害、ふらつき、けいれん、高体温
熱中症の様子

熱中症予防のポイント

熱中症は日常のちょっとした工夫で防ぐことができます。以下のポイントを意識しましょう。

  • こまめな水分補給を心がける(特に外出時や運動時)
  • 塩分も適度に補給する(スポーツドリンクなどを活用)
  • 直射日光を避け、帽子や日傘を活用する
  • エアコンや扇風機を適切に使用し、室内温度を管理する
  • 外出は涼しい時間帯(朝や夕方)を選ぶ
熱中症の様子

もし熱中症になったら

早期の対応が重症化を防ぐ鍵です。以下のステップで迅速に対応しましょう。

  1. 涼しい場所に移動させる
  2. 衣服を緩め、風通しを良くする
  3. 体を冷やす(氷や冷たいタオルを首・脇・足の付け根に当てる)
  4. 意識がある場合は水分・塩分を補給する
  5. 意識障害やけいれんがある場合は速やかに救急要請
水分補給や日差し対策のイメージ

まとめ

夏場の熱中症は誰でもかかる可能性がある身近な健康リスクです。しかし、しっかりとした予防と早めの対応で防ぐことができます。暑さに負けず、健康的な夏を過ごしましょう!

夏の健康的な生活イメージ

参考文献