人工関節手術を避けたい方へ。変形性膝関節症に対するPRP治療や幹細胞治療をご紹介します。
まとめ
- 「人工関節の手術をすすめられたけれど、できれば避けたい」
- 「まだ自分の膝で歩き続けたい」
- 「ヒアルロン酸注射や痛み止めを続けているが、痛みが戻ってくる」
- 「階段や立ち上がりがつらく、外出が少しずつ不安になってきた」
変形性膝関節症でお悩みの方の中には、手術という言葉を聞いた瞬間に、大きな不安を感じる方が少なくありません。
- 手術そのものへの不安。
- 入院やリハビリへの不安。
- 仕事や家事、家族への負担。
- そして、「本当に今、人工関節を選ぶべきなのか」という迷い。
クリニック 名古屋ちくさヒルズでは、変形性関節症でお悩みの患者様に対して、PRP治療・幹細胞治療の相談を行っています。
当院では、手術を否定することではなく、今の膝の状態を正しく確認し、「手術以外に検討できる選択肢があるのか」を一緒に整理することを大切にしています。
まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主な相談内容 | 変形性膝関節症、膝の痛み、階段の痛み、膝に水がたまる、ヒアルロン酸注射で十分な改善を感じにくい、人工関節を迷っている |
| 主な治療 | PRP治療、PRP融解液治療、幹細胞治療、幹細胞塊治療など |
| 治療区分 | 自由診療 |
| 相談対象 | 人工関節手術の前に、手術以外の選択肢を知りたい方 |
| 大切な確認事項 | 膝の変形の程度、痛みの場所、水がたまる頻度、レントゲン・MRI、これまでの治療歴 |
| 予約方法 | 電話、LINE、メール等でお問い合わせ |
| 注意点 | 治療の適応は、医師が診察・検査結果・治療歴を確認したうえで判断します |
人工関節をすすめられて不安な方へ
人工膝関節置換術は、進行した変形性膝関節症に対して重要な治療選択肢です。痛みが強く、日常生活に大きな支障が出ている場合には、手術が必要になることもあります。
一方で、すべての患者様がすぐに手術を決められるわけではありません。
- 「まだそこまで決心がつかない」
- 「できるだけ自分の関節を残したい」
- 「入院や術後の生活が不安」
- 「手術を受ける前に、ほかの選択肢を知りたい」
そう感じるのは、とても自然なことです。当院では、人工関節を避けたいというお気持ちを否定せず、まず現在の膝の状態を確認します。
そのうえで、保存的治療、PRP治療、幹細胞治療、手術などの選択肢を整理し、患者様が納得して考えられるようにご説明します。
変形性膝関節症とは
変形性膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減り、関節の動きが悪くなり、炎症や痛みを伴う慢性疾患です。
変形性膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減ることで関節の動きが悪くなり、炎症や痛みを伴う慢性疾患です。また、高齢者に多く見られる一方で、肥満、O脚、膝への負担が多い仕事やスポーツ歴も発症リスクになります。
変形性膝関節症では、次のような症状が出ることがあります。
変形性膝関節症とは
| 症状 | 日常生活で起こりやすい困りごと |
|---|---|
| 歩き始めの痛み | 朝の一歩目、立ち上がり、歩き始めがつらい |
| 階段での痛み | 上り下り、とくに下りで膝が痛む |
| 膝の腫れ | 膝が重い、張っている、水がたまる |
| 曲げ伸ばしのしにくさ | 正座、しゃがむ、車の乗り降りがつらい |
| 膝の変形 | O脚が進む、歩き方が変わる |
| 長く歩けない | 外出、買い物、旅行が不安になる |
変形性膝関節症の進行と治療選択
変形性膝関節症は、初期・中期・進行期で症状や治療方針が変わります。
再生医療は、主に「保存的治療だけでは十分な改善を感じにくいが、すぐに人工関節手術を決めることにも迷いがある」という方にとって、相談できる選択肢になる場合があります。
ただし、変形が強く進行している場合や、日常生活への支障が大きい場合には、手術を優先した方がよいこともあります。その判断のためにも、まず膝の状態を確認することが重要です。
変形性膝関節症の進行と治療選択
| 状態 | 主な症状 | 検討される治療 |
|---|---|---|
| 初期 | 歩き始めの痛み、違和感、軽いこわばり | 運動療法、体重管理、薬、リハビリ、生活改善 |
| 中期 | 階段の痛み、膝の腫れ、水がたまる、長く歩きにくい | 保存的治療、注射、PRP治療、幹細胞治療など |
| 進行期 | 安静時の痛み、強い変形、歩行困難 | 手術を含めた治療、人工関節置換術など |
従来の治療
変形性膝関節症では、まず保存的治療が行われることがあります。
これらの治療は、いずれも大切な選択肢です。一方で、保存的治療やヒアルロン酸注射を続けても痛みが戻る方、手術をすぐには選びたくない方もいらっしゃいます。
そのような場合、PRP治療や幹細胞治療などの再生医療が、手術前に検討できる選択肢になる場合があります。
従来の治療
| 治療 | 内容 |
|---|---|
| 薬物療法 | 痛み止め、湿布などで痛みを抑える |
| リハビリ | 筋力強化、可動域訓練、歩き方の改善 |
| 運動療法 | 太ももの筋肉を鍛え、膝への負担を減らす |
| 体重管理 | 膝にかかる負担を減らす |
| 装具療法 | サポーター、足底板などで膝への負担を調整 |
| ヒアルロン酸注射 | 関節内に注射し、痛みの軽減を目指す |
| 水を抜く処置 | 腫れや圧迫感を一時的に軽くする |
| 手術 | 人工膝関節置換術など |
PRP治療とは
PRP治療は、患者様ご自身の血液を採取し、血小板を多く含む成分を分離・調整して、膝関節内などへ注入する治療です。PRPは、Platelet Rich Plasmaの略で、日本語では多血小板血漿と呼ばれます。PRP治療について、患者様の血液を用いて濃厚な血小板液を作成し、血小板から分泌されるサイトカインが炎症を抑え、組織修復の効果が期待できると説明されています。
PRP治療は、次のような方に検討される場合があります。
- 膝の痛みが続いている
- 階段の上り下りがつらい
- 膝に水がたまりやすい
- ヒアルロン酸注射で十分な改善を感じにくい
- 手術以外の治療選択肢を知りたい
- 変形性膝関節症と診断された
- 人工関節をすぐには決めきれない
PRP治療の流れ
PRP治療は、ご自身の血液を使う治療ですが、痛み、腫れ、赤み、感染などのリスクがないわけではありません。治療前に、期待できることと注意点を確認することが大切です。
PRP治療の流れ
| 流れ | 内容 |
|---|---|
| 1. 診察 | 膝の痛み、腫れ、水がたまる頻度、治療歴を確認します |
| 2. 採血 | 患者様ご自身の血液を採取します |
| 3. PRPの作製 | 血液を遠心分離し、PRPを採取します |
| 4. 注射による投与 | 作製したPRPを膝関節内などへ投与します |
| 5. 経過確認 | 痛み、腫れ、動きの変化、副作用の有無を確認します |
幹細胞治療とは
幹細胞治療は、患者様ご自身の脂肪などから幹細胞を採取し、必要な工程を経て膝関節へ投与する治療です。
幹細胞治療は、次のような方に検討される場合があります。
- 変形性膝関節症で長く悩んでいる
- 膝の痛みが慢性化している
- 保存的治療で十分な改善を感じにくい
- PRP治療だけでなく、別の再生医療も検討したい
- 人工関節手術の前に、他の選択肢を知りたい
- できるだけ自分の関節を残したい
幹細胞治療の流れ
幹細胞治療は、PRP治療よりも準備や工程が多い治療です。そのため、治療内容、費用、期間、リスクについて、事前にしっかり確認することが大切です。
幹細胞治療の流れ
| 流れ | 内容 |
|---|---|
| 1. 診察・適応判断 | 痛み、変形の程度、検査結果、治療歴を確認します |
| 2. 細胞の採取 | 患者様の腹部などから脂肪を少量採取します |
| 3. 細胞の培養 | クリニック内の細胞培養施設で、脂肪から幹細胞を抽出・増殖させます |
| 4. 注射による投与 | 増殖した幹細胞をゆっくりと膝関節などへ注射します |
| 5. 経過確認 | 痛み、腫れ、動き、副作用の有無を確認します |
人工関節を避けたい方が確認すべきこと
人工関節を避けたいと考える場合、まず大切なのは「今の膝がどの段階にあるのか」を知ることです。
人工関節を避けたいという気持ちは、とても理解できます。しかし、膝の状態によっては、手術を先送りしすぎることで生活の質が下がる場合もあります。
当院では、再生医療が選択肢になるかどうかだけでなく、手術を検討すべき状態かどうかも含めて、ご説明いたします。
人工関節を避けたい方が確認すべきこと
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 変形の程度 | レントゲンやMRIで軟骨・骨の状態を確認します |
| 痛みの場所 | 膝の内側、外側、前側、裏側など |
| 膝に水がたまる頻度 | 炎症が続いているかを確認します |
| 半月板の状態 | 損傷の有無や痛みとの関係を確認します |
| 歩行への影響 | どのくらい歩けるか、階段が使えるか |
| 保存的治療の効果 | 薬、注射、リハビリでどの程度改善したか |
| 生活への影響 | 仕事、家事、外出、趣味への支障 |
| 手術を避けたい理由 | 入院、リハビリ、仕事、家族の事情など |
このような方はご相談ください
- 人工関節の手術をすすめられている
- 人工関節をできれば避けたい
- まだ自分の膝で歩き続けたい
- 変形性膝関節症と診断された
- 階段の上り下りで膝が痛い
- 膝に水がたまりやすい
- ヒアルロン酸注射を続けているが、改善を感じにくい
- 膝の痛み止めを長く使うことに不安がある
- 手術以外の治療選択肢を知りたい
- PRP治療について相談したい
- 幹細胞治療について詳しく聞きたい
- セカンドオピニオンを受けたい
よくあるご質問
人工関節をすすめられていますが、再生医療を相談できますか?
はい、ご相談いただけます。
人工関節をすすめられている方でも、「手術以外の選択肢を知りたい」「すぐには決めきれない」という場合は、一度ご相談ください。
ただし、膝の変形が強い場合や、日常生活への支障が大きい場合には、手術を優先した方がよいこともあります。
当院では、現在の膝の状態を確認したうえで、再生医療が選択肢となる可能性があるかを慎重に判断します。
PRP治療や幹細胞治療で人工関節を避けられますか?
PRP治療や幹細胞治療によって、人工関節を必ず避けられるとは限りません。
膝の変形の程度、炎症の強さ、軟骨や半月板の状態、筋力、生活への影響によって、治療後の経過には個人差があります。
大切なのは、「手術をするか、しないか」だけで考えるのではなく、現在の状態を確認し、保存的治療・再生医療・手術などの選択肢を整理して一緒に治療の方向性を決めていくことだと考えています。
ヒアルロン酸注射を続けていますが、相談できますか?
はい、ご相談いただけます。
ヒアルロン酸注射を続けても痛みが戻る方、十分な改善を感じにくい方は、PRP治療や幹細胞治療が追加の選択肢となる場合があります。
これまでの治療歴や膝の状態を確認し、今後どのような治療方針が考えられるかを整理します。
膝に水がたまっていても相談できますか?
はい、ご相談いただけます。
膝に水がたまる背景には、関節内の炎症、変形性膝関節症、半月板損傷などが関係している場合があります。
水を抜くだけでなく、なぜ水がたまるのかを確認することが大切です。
診察や画像検査で状態を確認したうえで、治療方法を検討します。
PRP治療は日帰りで受けられますか?
PRP治療は、採血、PRP作製、注射投与という流れで行います。
日帰りで行える場合がありますが、初診当日に実施できるかどうかは、診察内容、検査結果、予約状況、医師の判断によって異なります。
まずは診察で、PRP治療が適しているかを確認します。
幹細胞治療はすぐに受けられますか?
幹細胞治療では、脂肪採取、細胞加工、培養、投与などの工程が必要です。
そのため、PRP治療よりも準備期間が必要になる場合があります。
治療をご希望の場合は、流れ、期間、費用、リスクを確認したうえで、治療計画を立てます。
治療効果は保証されますか?
いいえ。
PRP治療・幹細胞治療は、すべての患者様に同じ効果を保証する治療ではありません。
膝の状態、変形の程度、炎症の強さ、軟骨や半月板の状態、治療歴、筋力、生活習慣などによって、治療後の経過は異なります。
治療前に、期待できること、限界、リスクについて丁寧にご説明します。
保険は使えますか?
PRP治療・幹細胞治療は、原則として自由診療です。
自由診療では、公的医療保険をご利用いただけません。
費用は、治療内容、投与量、治療回数などによって異なります。
詳しい費用は、診察時またはご予約時にご確認ください。
お問い合わせ
お問い合わせ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 医療機関名 | 医療法人財団 檜扇会 クリニック 名古屋ちくさヒルズ |
| 住所 | 愛知県名古屋市千種区千種2-24-2 千種タワーヒルズ1階 |
| 電話番号 | 052-753-7935 |
| 診療科 | 整形外科、内科、皮膚科、形成外科 |
| 予約 | 予約制 |
| 再生医療相談 | 電話、LINE、メール等でお問い合わせ |
